Amazon Connectのリソースにタグを付ける方法[2023年12月]
こんにちは。
繁松です。
はじめに
2022年9月に書いた「Amazon Connect のリソースにタグを付ける方法」の更新ブログです。
前回書いた時にタグ付けを行うにはCLIまたは、SDKからのタグ付けしか対応していませんでしたが、
コンソールからのタグ付け(一部のリソース)や、タグ付けできるリソースが増えたので改めてまとめてみました。
タグを付けることで、タグベースのアクセスコントロールや、タグでリソースを検索することが可能となります。
リソースごとに最大 50 個のタグを付けることができます。
タグ付け可能リソース一覧
タグ付けが可能なリソースは以下になります。(2023年12月21日現在)
リソース | Amazon Connect コンソールを使用してタグ付けをサポート | CLI/SDK を使用してタグ付けをサポート | 作成時のタグ付けをサポート |
---|---|---|---|
エージェント | 〇 | 〇 | 〇 |
エージェントグループ | 〇 | 〇 | |
エージェントグループレベル | 〇 | ||
エージェントの状態 | 〇 | 〇 | |
問い合わせ | |||
連絡先評価 | 〇 | ||
評価フォーム | 〇 | ||
フロー | 〇 | 〇 | |
フローモジュール | 〇 | 〇 | |
インスタンス | 〇 | 〇 | 〇 |
統合の関連付け | 〇 | 〇 | |
アウトバウンドキャンペーン | 〇 | 〇 | |
稼働時間 | 〇 | 〇 | 〇 |
電話番号 | 〇 | 〇 | |
プロンプト | 〇 | 〇 | |
キューエージェント | 〇 | ||
キュー | 〇 | 〇 | 〇 |
クイック接続 | 〇 | 〇 | |
ルーティングプロファイル | 〇 | 〇 | 〇 |
セキュリティプロファイル | 〇 | 〇 | 〇 |
タスクテンプレート | 〇 | ||
トラフィック分散グループ | 〇 | 〇 | |
転送先 | 〇 | 〇 | |
ユースケース | 〇 | 〇 | |
語彙 | 〇 | 〇 |
Amazon Connect のタグに関するアップデート一覧[2022年9月~2023年12月]
2022年9月から2023年12月の期間におけるAmazon Connectのタグに関するアップデート一覧です。
- 2022年12月
- 2023年2月
- 2023年6月
- 2023年8月
- 2023年10月
- 2023年12月(英語のみ)
やってみる
前回のブログではCLIからタグ付けしたので、
今回はAmazon Connect コンソールからオペレーション時間へのタグ付け(2023年12月20日のアップデート)を行います。
タグ付け
Amazon Connect コンソールからオペレーション時間を開き[新しい時間のセットを追加]を選択します。
名前、タイムゾーンを設定し、ページの一番下まで移動します。
タグの項目があるので、キーと値を入力し追加、保存を行います。
タグが設定されたことを確認できます。
タグ削除
作成したオペレーション時間を開きタグの横にある「✕」で削除、設定の保存を行います。
タグが削除されたことを確認できました。
さいごに
以上、Amazon Connect のリソースにタグをつける方法についての更新ブログでした。
Amazon Connectコンソールから直接タグ付けができるようになり、タグを設定できるリソースの範囲が拡大しているほか、利用シナリオも増加しています。チームごとに権限を分割する場合などにも、この機能が便利だと考えられます。